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映画で炭焼き職人に 稲垣吾郎はオッサン役で新境地開くか

「頭にタオルを巻いてミカンを食べる稲垣吾郎なんて見たことがない(苦笑い)」とは、本人の弁。元SMAPの稲垣吾郎(44)は30日、第31回東京国際映画祭出品作「半世界」の記者会見に出席し、主演作の役柄についてこう振り返った。



 メガホンを取った阪本順治監督(60)いわく、「自分を前面に出さない」稲垣の姿が主人公にぴったりとマッチしたんだとか。生まれ育った地方都市でただ惰性で家業を継いだ炭焼き職人という役どころ。これまで冷淡な法医学者や猟奇的なマザコン夫などさまざまな役を演じてきたが、いずれも都会のコンクリートジャングルで生きる設定が多かっただけに炭焼き職人は新境地といえるだろう。

「ミカンの皮むきひとつまで細かく演技指導を受けながら作り込んだ」と言うだけあって、スクリーンに映る稲垣は思春期真っ盛りの中学生の息子に手を焼く情けないオヤジそのもの。意外にもオッサンが板についており、試写会を見た映画関係者の評判は上々。

 今作はそんな主演俳優の変貌に加え、美しい風景も見どころのひとつで、稲垣が「引き込まれた」と絶賛したロケ地は伊勢志摩はじめ三重県を中心に行われたという。

 劇場用パンフレットには現地のホテルや小学校、カラオケ喫茶、食堂などの名前が撮影協力として記載されており、大ヒットすればファンらによる“聖地巡礼”で賑わうのは間違いない。

 ちなみに大化けした国民的アニメ映画「君の名は。」(2016年)の舞台のモデルとなった岐阜県飛騨市の17年の観光客数は113万人(前年比12.4%増)。県内にもたらした経済波及効果は250億円を超えている。

 全国公開は来年2月。元国民的アイドルグループメンバーの最新主演作は風光明媚な伊勢志摩に旋風を巻き起こすことができるか。


引用:映画で炭焼き職人に 稲垣吾郎はオッサン役で新境地開くか



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